積水ハウスで家を建てるなら知っておきたい!注文住宅の特徴・価格・機能を徹底解説
2025.2.15
親戚がマイホームを購入すると言うことで気になり、調べ始めたハウスメーカー問題。
前回はトヨタホームを調べましたが、今回は積水ハウスについて調べてみました。
積水ハウスの家づくりってどんな特徴があるのか?
マイホームを考えている方は読んでください!
Contents
積水ハウスとは?ブランドの歴史と強み

家を建てるなら、信頼できるハウスメーカーを選びたいですよね。
積水ハウスは1960年創業、日本国内で250万棟以上の住宅を提供してきたトップクラスのハウスメーカーです。
積水ハウスの特徴
積水ハウスの大きな特徴は、高い耐震性と技術力。
「ダイナミックフレーム・システム」を採用し、大地震でも倒壊しにくい構造を実現しています。
また、積水ハウスは鉄骨造と木造の両方を提供しているため、ライフスタイルに応じた選択が可能です。鉄骨造は頑丈で耐震性が高く、木造の「シャーウッドシリーズ」は自然素材を活かした温かみのあるデザインが魅力です。
積水ハウス vs 住友林業
よく比較される住友林業と積水ハウスの違いを簡単にまとめると…
項目 | 積水ハウス | 住友林業 |
---|---|---|
主力構造 | 鉄骨造(木造もあり) | 木造住宅 |
耐震性 | 高い | 高い(木造の強みを活かす) |
デザインの自由度 | 規格型が多い | 自由設計が得意 |
価格 | 高め | 高め |
「鉄骨の頑丈な家がほしいなら積水ハウス、木の温もりを感じる家なら住友林業」
といったように、希望する家のスタイルによって選ぶとよいでしょう。
積水ハウスの注文住宅の特徴
積水ハウスの注文住宅には、どのような特徴があるのでしょうか?
「頑丈な家」「長持ちする家」というイメージが強い積水ハウスですが、その裏には確かな技術力と独自の設計思想があります。
ここでは、積水ハウスの注文住宅の大きな特徴を3つに分けて解説していきます。
1. 鉄骨造と木造、どちらも選べる柔軟性
積水ハウスの住宅は、大きく分けて鉄骨造と木造(シャーウッド)の2種類があります。
- 鉄骨造の特徴
- 高い耐震性 → 大地震でも揺れにくい
- 設計の自由度が比較的高い
- 耐久性があり長寿命
- 木造(シャーウッド)の特徴
- 天然木を活かした温かみのあるデザイン
- 高断熱でエネルギー効率が良い
- 柱や壁が少なく開放的な空間設計が可能
「頑丈さを優先したいなら鉄骨造、木の温もりを大切にしたいならシャーウッド」といった選び方ができます。
2. 高い耐震性を実現する技術
積水ハウスの住宅は、「耐震性が高い」と言われることが多いですが、それには理由があります。
主に以下の3つの技術が、積水ハウスの家の耐震性を支えています。
① ダイナミックフレーム・システム(鉄骨造)
積水ハウスの鉄骨造住宅は、強靭な柱と梁で構成されており、揺れに強い設計になっています。
地震のエネルギーを効率的に吸収し、建物の倒壊を防ぎます。
② シャーウッド構法(木造住宅)
木造住宅でありながら、独自の「シャーウッド構法」により、鉄骨に匹敵する耐震性を実現しています。伝統的な木造建築の良さを活かしながら、最新の技術で強度を高めているのがポイントです。
③ 制震技術「シーカス」
「シーカス」は、地震のエネルギーを吸収して建物の揺れを抑える技術です。
地震の揺れによるダメージを軽減し、建物の寿命を延ばします。
3. 断熱性能と省エネ性能の高さ
積水ハウスの住宅は、断熱性と省エネ性能にも優れています。
特に「グリーンファーストゼロ」という住宅コンセプトが注目されています。
- グリーンファーストゼロとは?
- 高断熱仕様 → 冷暖房の効率を向上
- 太陽光発電システム → 自家発電で電気代を削減
- HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム) → 家全体のエネルギーを効率的に管理
このシステムにより、積水ハウスの家は光熱費を抑えつつ、環境にも優しい住宅を実現しています。
積水ハウスの価格と坪単価
「積水ハウスで家を建てるなら、いくらくらいかかるの?」
マイホームを検討する際に、価格は重要なポイントですよね。
ここでは、積水ハウスの注文住宅の価格について、坪単価や費用の内訳、住友林業との価格比較を詳しく解説します。
1. 積水ハウスの坪単価
積水ハウスの住宅は、一般的なハウスメーカーの中でも高価格帯に分類されます。
建てる住宅の種類によって坪単価は異なりますが、大まかな目安は以下の通りです。
住宅タイプ | 坪単価(目安) |
---|---|
鉄骨造(イズ・シリーズ) | 90万円〜130万円 |
木造(シャーウッド) | 80万円〜120万円 |
例えば、延床面積40坪の家を建てる場合、費用の目安は以下のようになります。
- 鉄骨造 → 3,600万円〜5,200万円
- 木造(シャーウッド) → 3,200万円〜4,800万円
一般的なハウスメーカーの坪単価が50万〜80万円ほどであることを考えると、積水ハウスの住宅はやや高めの価格帯であることが分かります。
2. 価格が高い理由とは?
積水ハウスの住宅が高価格帯なのには、以下の理由があります。
- 高品質な建材の使用 → 鉄骨造や高耐久木材を採用
- 最新の耐震・断熱技術 → 耐震システムや断熱仕様が標準装備
- 長期保証やアフターサービス → 60年の長期保証がつく
これらの要素が、積水ハウスの「高品質な家づくり」を支えています。
3. 住友林業との価格比較
「積水ハウスと住友林業、どっちが安い?」と気になる人も多いでしょう。
住友林業の坪単価は、80万円〜120万円と、積水ハウスの木造住宅(シャーウッド)とほぼ同じ価格帯です。
項目 | 積水ハウス(鉄骨) | 積水ハウス(木造) | 住友林業(木造) |
---|---|---|---|
坪単価 | 90万〜130万円 | 80万〜120万円 | 80万〜120万円 |
住宅構造 | 鉄骨造 | 木造(シャーウッド) | 木造 |
特徴 | 耐震性が高い | 木の温もりがある | 木造のデザイン性が高い |
「耐震性を重視するなら積水ハウスの鉄骨造、木のデザイン性を重視するなら住友林業」といった選び方ができます。
積水ハウスの機能とテクノロジー
「せっかく家を建てるなら、最新の機能がそろった家がいい!」
そう考える人も多いですよね。
積水ハウスの住宅には、最新のテクノロジーが多数搭載されており、住み心地や安全性を高める工夫がされています。ここでは、積水ハウスの機能面の特徴を詳しく解説します。
1. 最新のスマートホーム技術
積水ハウスの家には、スマートホーム技術が導入されています。
スマホやタブレットで家の設備を管理できるため、便利で快適な暮らしが実現できます。
主な機能は以下の通り。
- スマートロック → スマホで玄関ドアを施錠・解錠
- IoT照明 → スマホで照明のオンオフや調光が可能
- エアコン自動制御 → 温度や湿度を感知して、自動で空調を調整
- 防犯カメラ・センサー → スマホと連携し、外出中でも家の様子を確認
これらの機能を活用すれば、「外出先からエアコンをON」「帰宅前に照明をつけて防犯対策」といった使い方も可能です。
2. 環境に配慮した家づくり
積水ハウスは、環境に優しい住宅づくりにも力を入れています。
特に注目すべきなのが「グリーンファーストゼロ」というエコ住宅のコンセプトです。
グリーンファーストゼロの特徴:
- 高断熱仕様 → エネルギー効率を高め、冷暖房コストを削減
- 太陽光発電システム → 自家発電で電気代を抑える
- エネルギー収支ゼロの住宅(ZEH) → 消費電力より発電量が上回る設計
積水ハウスのZEH住宅は、長期的に見ても光熱費を抑えるメリットがあるため、エコな暮らしを求める人に最適です。
3. 長期保証とアフターサポート
「家を建てた後も、しっかりサポートしてほしい…」
そんな人にとって、積水ハウスの長期保証とアフターサービスは大きな魅力です。
- 構造躯体の初期保証:30年
- メンテナンス次第で60年保証(業界トップクラス)
- 定期点検制度あり(5年・10年・15年…)
- 全国にカスタマーセンターがあり、24時間対応
家は一生ものの買い物なので、「保証が手厚い」というのは大きな安心材料になりますね。
積水ハウスで家を建てるメリット・デメリット
「積水ハウスの家って、いいことばかり?」
確かに魅力的なポイントが多いですが、一方でデメリットもあります。
ここでは、積水ハウスで家を建てる際のメリットとデメリットを整理していきます。
1. 積水ハウスのメリット
積水ハウスで家を建てるメリットは、以下の3つです。
① 高品質な住宅
積水ハウスの家は、耐震性・断熱性に優れた高品質な住宅です。
「頑丈で長持ちする家を建てたい!」という人にピッタリです。
② 60年の長期保証
他社と比べても、積水ハウスの保証制度は非常に手厚いです。
「家を建てた後のサポートが充実している」というのは大きなメリット。
③ スマートホーム機能が充実
最新のスマートロックやIoT家電など、便利な暮らしをサポートする機能が多数搭載されています。
2. 積水ハウスのデメリット
一方で、以下のデメリットも考慮する必要があります。
① 価格が高め
積水ハウスの注文住宅は、他のハウスメーカーと比べてやや高価格帯です。
「とにかくコストを抑えたい!」という人には向かないかもしれません。
② 設計の自由度はそこまで高くない
積水ハウスは、ある程度規格化された設計が多いため、
「完全自由設計の家を建てたい!」という人には、やや物足りないかもしれません。
③ 施工会社によって品質にバラつきがある
積水ハウスは全国展開しているため、施工を担当する会社の技術力に差が出ることがあると言われています。信頼できる担当者を見極めることが大切ですね。
今回のまとめ
積水ハウスの注文住宅の特徴について解説しました。
積水ハウスは、鉄骨造と木造(シャーウッド)の2種類の住宅を展開しており、耐震性・省エネ性能に優れた家づくりをしています。
特に「グリーンファーストゼロ」などのエコ機能や、スマートホーム技術を活用した便利な設備は魅力的です。価格はやや高めですが、その分品質・保証・アフターサポートが充実しており、安心して長く住める住宅を提供しています。
メリットとデメリットを比較しながら、「積水ハウスが自分のライフスタイルに合うのか?」をしっかり検討してみてくださいね。
家づくりは一生に一度の大きな決断です。納得できるハウスメーカーを選んで、理想のマイホームを実現しましょう!

ハシブトガラス
新卒で入社した会社がブラックだと気づくまで3ヶ月、朝から翌朝まで働きボロボロに。その後に公務員や経営コンサルタントを経て、広告会社を設立。
2023年で設立10年を迎えました。毎日、四苦八苦しながら生きてます。(たぶん!)